2022年11月11日2 分イソナガの本棚(おひる〜な)鳥肌が/穂村弘ちょっと気分を変えたくて、 華奢なフレームのメガネを買った。 ご機嫌で家に帰り、さっそく新しいメガネをかけて 「どれどれ」と鏡を覗き込んだ瞬間、ギョッとした。 その顔が、亡くなった祖母にあまりにそっくりだったのだ。 現代短歌の先駆者的存在である歌人、穂村弘のエッセイ『鳥肌が...